2019.07.19
指輪原型のワックスって修正が利くの!?
手作り指輪の作製工程で、ワックスを削り過ぎてしまったらどうするの!?最初からまた作製になるの!?といった質問をよく受けます。

きっと不安なことであり、手作り指輪を行うか慎重になってしまう原因のひとつではないでしょうか。
そんなご質問に対してお答えしていきたいと思います。
ズバリ云うと修正は
利きます
ではどうやって!?
まず初めに指輪原型となるワックスの特性とメリット・デメリットについてお話ししていきます。
ワックスとは
ロウ材でできた筒状の棒です。これを切って削って指輪原型を作製していきます。要はロウソクに粘りを着けた素材と考えてください。鋳造(ちゅうぞう)はプロの職人が行う作業と一緒です。工程ごとに修正が利くので多くの職人が利用しています。オーダーメイドでお受けする場合も鋳造方法で作製することがほとんどです。
簡単に鋳造についてご説明すると、出来上がった指輪原型ワックス(削り終えたワックス)を石膏(せっこう)で固め、熱で指輪原型ワックスを溶かし出し、決めた素材(プラチナやゴールド)を溶かし出した穴から注入し、固まったら割り出して取り出す手法です。そこから磨きを加え、仕上げを施すので綺麗に指輪が出来上がります。

ワックスの特性メリット
自由自在にワックスで指輪原型を作る事が出来ます。減らしたいポイントも細かいヤスリで削る事ができ、滑らかで綺麗な指輪を作製できます。
ワックス特性デメリット
削りやすいため、たまに削り過ぎてしまうことがあります。
ただしワックスペンでワックスを熱で付け足すことが可能です。
ワックスペンとは、熱でワックスを溶かして、修正したい部分にワックスを付け足すことができる機材。

ワックスペンを扱う様子。ペンの後ろにある機材で熱温度を調整しながら行います。
実際の様子を写真でご説明します。

削り過ぎてしまったワックスの様子
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ワックスペンでロウ(ワックス)を付け足している様子
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付け足した部分を少し磨き、元通りに!!
要はロウからロウに付け足すイメージです。
割れ目も付け足し隙間もできません。
またワックスが細くなるにつれ、割れてしまう場合がございます。
そんな時もワックスペンで手直しすることができます。

割れてしまった様子
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割れた部分をワックスペンで直している様子
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こちらも割れ目にワックスを付け足し、少し磨いて元通りに!
まとめ
ワックスは自由自在に思い通りの指輪を作りやすい反面、削り過ぎてしまったり、細くなると割れてしまうことがありますが、ワックスペンで修正することで元通りにすることができます。なのでワックス手法は万能なのです。
スタッフがマンツーマンで付きっ切りです。必要であればスタッフが修正を行いますのでお気軽にお声掛けください。
一生に一度の手作り指輪をふたりで楽しみながら作製してください。
